診療案内|長崎歯科医院|山口市の歯医者・歯科

診療案内

訪問歯科診療

お身体やご年齢の都合で通院できない方も通院時と同じようにケアするため、訪問歯科診療を行っています。歯科医師・歯科衛生士が患者さまのご自宅や老人ホームなどなどに伺います。保険診療などほとんどの治療が可能です。

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具体的には、むし歯・歯周病の治療、清潔に保つための口腔ケア、入れ歯の調整や作製・修理、摂食嚥下障害のリハビリテーション、歯磨きの指導などを行っています。持ち運び用の機材がありますので、訪問先でレントゲン検査やレーザー治療も行うことができます。

なお制度上、訪問できる範囲は当院から直線距離で半径16Km以内です。ご自宅や入居施設が範囲内に該当するか分からない場合なども、遠慮なく当院までお尋ねください。診療室でも患者さまのお住まいでも、少しでも多くの皆さまに歯科医療でお役に立てたらと思います。

矯正歯科

当院では、お子さまの成長に沿った小児矯正と、永久歯が生え揃った方の歯並び・噛み合わせを改善する成人矯正の、両方を手がけています。小児矯正で使う矯正装置はムーシールドや床矯正で、成人矯正はワイヤー矯正かマウスピース矯正です。

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床矯正には「舌側弧線装置」「 緩徐拡大装置」 「急速拡大装置」「 アクチバトール」があります。噛み方や舌の位置、動きなどをトレーニングしながら歯並びを整える治療法です。それぞれ対応する症状や使用する時期が異なり、一概にどれが良いとは言えません。取り外しの可否、食事や歯磨きのしやすさも、装置によって違います。お口の状態や成長過程に応じて選びますので、まずはご相談ください。

成人矯正で広く行われているのは、歯にブラケットという金具を付ける「ワイヤー矯正」です。金具が目立って気になるという方は、白いセラミック製のブラケットに変更することもできます。また「インビザライン」というマウスピース矯正ならさらに目立ちにくく、食事も歯磨きも普段通りに行えます。

インプラント

インプラントは、歯根の代わりになるインプラント体を埋め込み、その上に歯を取り付ける治療法です。機能面でも外見的にも天然の歯に近い「歯」を復元することができ、その材料は身体にとって低リスクで馴染みやすい素材を使います。

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インプラントの大きなメリットは、人工歯が顎の骨にしっかりと固定されるため、硬い食べ物なども強い力で噛めるという点です。同時に、周りの歯に負担をかけないという利点もあります。ブリッジは支えにする歯を削り、入れ歯は金具をかけるため、残った歯には1本分以上の圧力がかかり続けることになります。インプラントは単独で歯の役割をすることが可能です。

また、失った歯を補う治療法のなかでも審美性に優れ、自分の歯とそっくりで自然な見た目に仕上げることができます。部分入れ歯と違って支える金具が見えることはありません。

ただし、お身体や顎の状態によってはインプラントに向かないケースもありますので、まずはご相談ください。

入れ歯

当院では「ウェルデンツ義歯」を提供しています。ウェルデンツ義歯とは、残った歯を大切にするという考えに基づいて作られた、取り外し可能な人工歯です。入れ歯・ブリッジ・被せ物のどれでも、着脱式の修復物にすることができます。

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外して洗うことができるため衛生的に管理しやすく、細菌が繁殖しにくいので洗浄剤はほとんど必要ありません。洗浄剤が合わない体質の方にも、使いやすい修復物です。樹脂製ですので、金属アレルギーがある方にもお使いいただけます。

樹脂は軽くて丈夫なため、土台部分を薄く作ることができ、お口の異物感を軽減することにもつながります。フィット感が良く、見た目にも目立ちにくいのが嬉しいところです。また、素材に弾力があり、ほかの歯に負担をかけることなく着脱できます。水分を吸収しないので、長く使っていても臭いは付きづらいです。

残った歯の数が少ない方にも前歯・奥歯を問わず適応できますので、歯を失ってしまった場合にはぜひご検討ください。

むし歯治療

むし歯治療における当院の方針は、健康な歯質をなるべく多く温存し、可能な限り抜かないようにすることです。そのためには、むし歯の治療を受けるのはもちろん、日々のお手入れと定期健診による早期発見が大切です。

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むし歯は放っておくと進行し、重症化して、治療で削る量も通院回数も多くなります。患部が神経に達した場合は、たくさん削ることに加えて、神経とその周辺組織を抜き取らなくてはなりません。そうした事態を避けるためには、早期発見・早期治療が大切です。

実はむし歯は初期のうちはしみたり痛くなったりしないので、自分で発見することは難しいでしょう。痛みが出てからの受診だと、すでに進行している状態です。ぜひ、何も症状がなくても定期健診を受けてください。当院では患者さま一人ひとりに合わせたきめ細やかな治療で、歯の寿命を伸ばすことを目指します。また、歯科治療が苦手な患者さまを思いやり、痛みを抑えるよう配慮いたします。

歯周病治療

歯周病とは、お口に歯垢がたまり、その中にいる細菌が、顎の骨を攻撃する病気です。初期の歯周病には自覚症状が乏しいにも関わらず、進行してしまうと抜歯以外に治療法がありません。日頃のお手入れと定期健診が大切です。

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日頃のお手入れとは歯磨きのことです。細菌のすみかとなる歯垢をためないよう、当院で歯磨き方法を伝授します。それでも残ってしまった歯垢はカルシウムと結合して硬い歯石となりますので、スケーラーという器具で取り除きます。歯と歯茎の間にある歯周ポケットは歯ブラシが入りませんので、治療によって歯石や炎症を起こした組織を除去することが必要です。

なお、病状や治療の経過によっては薬物療法をご提案することもあります。投薬によって、歯周病を引き起こす細菌を減らすという治療法です。ほかには、重度の方向けに外科的な処置も行っています。歯茎を開き歯の根をあらわにしてから、歯石や感染組織をすっきりと取り除きます。

根管治療

根管治療とは、むし歯が神経まで進行したり歯根の病気になったりした場合に行う処置です。神経が通る管にリーマーやファイルと呼ばれる器具を入れ、感染歯質や神経をすっかり除去することで病気を治療し、再発を予防します。

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基本的な歯科治療のなかでも根管治療は、特に注意と技術を要する分野です。なぜなら、歯を通る管の内部は直接見ることができず、本数や形状も人それぞれだからです。こうした管の中から細菌をなくすことは困難ですが、もしも多く取り残したまま詰め物・被せ物でふたをしてしまうと、再発の原因となります。再発した場合は再治療が必要となり、状態によっては抜歯することになります。

患者さまの歯を再発と抜歯から守るため、当院ではいくつかの医療機器を導入しました。管の長さを測る「根管長測定器」や効率良く処置できる「根管拡大器」を使用し、丁寧に治療を行います。

小児歯科

お子さまの歯の健康を守るため、お口の病気やむし歯の定期健診を行っています。乳歯のむし歯がそのままだと、生え替わりがうまくいかず、永久歯の歯並びに悪影響を及ぼします。ご本人が痛いと言わなくても、治療を受けさせましょう。

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お口の異常は、むし歯だけではありません。定期健診で問題が見つかった場合は今後の成長発育を考えつつ、早期に治療します。たとえば、片方の顎が出っ張っているなどで噛み合わせが悪い状態を「不正咬合」と言います。小児歯科では、不正咬合をより良い方向に誘導し、永久歯が揃う頃には正常な状態にすることを目指します。

当院ではむし歯の治療にとどまらず、お子さまにとって今必要なことは何かを考え、治療後も定期的にケアをしていく方針です。歯並びなどお子さまのお口について気になることがあれば、いつでもご相談ください。

予防診療

「歯科医院は歯に問題が起きてから治療を受けに行く場所」と認識している方は、まだまだ多いように感じます。これからは「問題が起きる前に予防診療を受けに行く所」と認識していただけるよう、当院から呼びかけていきます。

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理由は、何か症状が出る前に定期的なメンテナンスをすることが、健康的な歯や口内環境を保つことに役立つからです。悪くなった歯を治療する方法もたくさんありますが、費用や維持・管理の面で負担がかかることは避けられません。そうなる前に日頃からの定期的なケアを続けることが重要です。

予防方法としては、歯科医院で歯科衛生士によるクリーニング(歯石除去、PMTC)、フッ素塗布、歯磨きの指導などがあります。クリーニングで歯の表面がツルツルになると、歯垢が付着しにくくなるというメリットもあります。

セルフケアで歯垢を取り切れれば良いのですが、現実には困難です。お口のトラブルを防ぐため、予防診療をご利用ください。

審美治療

審美治療とは病気の治療とは異なり、歯の色や欠けた部分を整えることで美しさを取り戻し、より美しい口元を目指すことです。人工の詰め物・被せ物を装着することで、天然歯によく似た白く美しい「歯」を演出します。

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ひとくちに「白い歯」と言っても材料は多様であり、取り扱いの多さが当院の特徴です。具体的には、透明感が美しいガラスセラミック、ツヤのあるオールセラミック、金属に裏打ちされた丈夫さのメタルボンド、それよりも美しいフルベーク、美しさと丈夫さを兼ね備えたジルコニアセラミック、ジルコニア、グラディアなどがあります。それぞれ歯の位置や力のかかり具合などで向き・不向きがありますので、相談して決めましょう。

また、保険適用できる材料でも、白い歯にすることは可能です。CAD/CAMという機械を使って保険診療の詰め物・被せ物を作る場合は、ハイブリッドセラミックを使用します。

歯科口腔外科

親知らずも歯ではありますが、生え方や位置によってはその存在がリスクとなります。横になって生えた親知らずが歯並び・噛み合わせを悪くしたり、磨きにくいせいでむし歯・歯周病になったりすることが考えられます。当院で抜歯しましょう。

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歯科口腔外科では親知らず以外にも、お口の中や顎、顔面の下半分とその隣接組織に起こる病気全般を扱っています。病気には歯に由来するもののほか、口腔粘膜疾患や口腔がん、神経性疾患、口臭症などがあります。また、交通事故やスポーツなどの外傷、顎変形症、唾液腺疾患などの外科的な異変も、歯科口腔外科の取り扱い対象です。

お口の問題は、病気やケガだけではありません。食事や発音・会話がうまくできないなど、機能的な障害や外見的な問題も、歯科口腔外科の見地から患者さまに寄り添い、改善を図ります。治療によってお口周辺の見た目や機能が改善されれば、いきいきとした表情になり、健康的な美しさを取り戻すことができると考えます。お口周辺のお悩みは、当院にお任せください。